震災から13年今思うこと。
リリィマリアージュ 松沢明希子です。いつもブログを読んでくださりありがとうございます。
震災から13年。早いですね。
当時、私は東京で会社員をしていました。
震災が起き、関西が本社で関西出身の方も多い会社だったので、阪神大震災を経験している社員の方も多く、パニックになっている方がたくさんいました。
帰りは歩いて帰るしかなく、ヒールの靴で2時間半ほどかけて自宅に戻りました。
途中通過した渋谷駅は人でごった返し、すごい光景でした。
翌日の3月12日(土)、私は当時結婚前だった夫と結婚の挨拶に福島の私の実家にいく予定でいました。
ワクワクドキドキ、結婚の挨拶のこと、これからのこと、夫との明るい未来を思い描いていたように思います。
地震が起きて、テレビを見るとこれが現実とは思えなかったし、何が起きているのかわかりませんでした。
両親にはもちろん連絡はつかない、東京もそれなりにコンビニに人が溢れかえり食糧ロスでしたが、携帯電話が繋がらなかったので家族が心配で公衆電話に夜中まで小銭をたくさん握りしめて並んだことを覚えています。
それから私が夫と福島に訪れたのは5月のこと。
目にしたのは荒れ果てた東北の風景。高速道路もヒビだらけで、現実とは思えませんでした。
実家は運悪く地震の通り道になり全壊、両親は無事で違う場所に引っ越しをしました。
無事その年に結婚することができましたが、何度もこんな時に結婚式を挙げて良いのか悩みました。
でも当日は家族が涙を流して喜んでくれて、結婚して良かったと心から感じました。
あれから毎年3月11日は、ニュースを見ては涙し、今こうして過ごせていることに感謝をする日になっています。
この13年の間に、結婚をし、親となり...
親が子供やパートナーを突然失うこと、あの日で人生が変わってしまった方々のことを思うと、自分の立場が変化するにつれ様々な感情が生まれています。
家族を失っても前向きに過ごしている方、後世に伝えるため活動している方から勇気をいただいています。
私にできることはありませんが、今日は心を寄せて過ごしたいと思います。
基本的に前向きな私ですが、先日は久しぶりに落ち込むことがありました。
話を聞いてくれ大丈夫と声をかけてくれる家族や友人、スタッフ。
その存在が改めて温かく感謝でした。涙
生きていると色々なことがありますが、私の会員様は人生のパートナーが欲しいと願う方ばかりです。
この週末も数組のカップルが真剣交際へと進みました。
1日も早く最愛のパートナーと歩んでいける日を迎えられるよう、今日も誠実にご縁を繋いでまいりたいと思います。